本記事では「名刺管理」と「リード管理」の違いについてご案内します。
リードとは
一度名刺交換をするとその後なかなか名刺交換をしませんよね?
他部署の方や新入社員がお客様にご挨拶に行った際に交換した名刺をホットプロファイルに登録すれば
自動で人物情報が更新され、最新情報を共有することができます。
ホットプロファイルでは「人物の最新情報」を「リード」と定義しています。
「リード管理」により最新かつ一意の顧客情報を管理することができます。
名刺のほか手動やインポートで登録した顧客データも自動名寄せし、一意の顧客情報に集約できます。
報告・商談等もリードに紐づくので、顧客への対応履歴がバラバラにならず一元管理が可能です。
■名寄せ(同一人物判定)の条件
会社名+氏名+メールアドレスの3点が一致した時に同一人物と判断しています。
登録された同一人物の名刺の名刺交換日が新しいデータで人物情報を更新します。
<システム管理者様向け補足>
・基本設定画面より名寄せの条件を「会社名+氏名」に変更することが可能です。
詳細はこちらをご確認ください。
・会社名+氏名+メールアドレスの3点が一致しない場合は、新しいリード(人物)情報を作成します。
メールアドレスが変更になった、姓が変わったなどの場合はリード情報が重複してしまうため、
定期的なデータのメンテナンスをおすすめしております。詳細はこちらをご確認ください。
名刺管理とリード管理の違い
名刺 |
例:Aさんの名刺を3枚持っていれば「Aさんの名刺のデータ」が3つ作成されます。 |
リード |
例:Aさんの名刺を3枚所有している場合でもAさんは1人しかいないので、 |
名刺管理からリード管理へ引き継がれる情報
■リード更新設定:自動(制限モード)、自動(共有モード)の場合
項目名 | 新規 |
更新 |
会社名 | ○ | - |
部署 | ○ | ○ |
役職 | ○ | ○ |
氏名(姓) | ○ | - |
氏名(名) | ○ | - |
氏名(カナ姓) | ○ | ○ |
氏名(カナ名) | ○ | ○ |
電話番号 | ○ | ○ |
内線番号 | ○ | ○ |
FAX | ○ | ○ |
メールアドレス | ○ | - |
携帯電話番号 | ○ | ○ |
携帯メールアドレス | ○ | ○ |
郵便番号 | ○ | ○ |
都道府県 | ○ | ○ |
住所 | ○ | ○ |
URL | ○ | ○ |
営業担当者 | ○ | - |
名刺所有者 | ○ | ○ |
情報取得日 | ○ | ○ |
入力日 | ○ | - |
更新日 | ○ | ○ |
緯度 | ○ | ○ |
経度 | ○ | ○ |
リードソース | ○ | - |
リードソース詳細 | ○ | - |
タグ | ○ | ○ |
メモ | ○ | - |
※登録/更新した名刺の「名刺交換日」がリードの「情報取得日」よりも新しい場合に
名刺の情報でリードを上書き更新します。
※特定の項目のみ更新しないといった設定はできません。
■名刺管理からリード管理へ引き継ぐ項目の例外動作
以下の項目は、既に入力済みの値には影響せずに追加します。
項目名 | 新規 | 更新 |
タグ | ○ | ○ |
名刺所有者 | ○ | ○ |
※名刺の「名刺交換日」やリードの「情報取得日」に関係なくリード情報に追加されます。
■名刺の公開範囲における例外動作 リード更新設定:自動(共有モード)
以下はリード更新設定が「自動(共有モード)」かつ、名刺の公開範囲が
「自分が所属するグループ」または「非公開」の場合の動作です。
名刺の公開範囲が「自分が所属するグループ」または「非公開」でも、リードを作成しますが、
営業担当者や名刺所有者を表示しない状態で報告や商談を登録したい場合にご利用いただけます。
営業担当者:空白 名刺所有者:非公開ユーザー |
<システム管理者様向け補足>
リード更新設定の動作の詳細についてはこちらをご確認ください。
■関連情報