本記事では「独自ドメイン設定」に関してご案内します。
事前のご確認のお願い
独自ドメイン設定にあたって、貴社DNSサーバにCNAMEレコードを登録していただきます。
貴社DNSサーバで以下条件のレコードが登録可能か事前にご確認ください。
▼条件
1.DNSレコードが編集可能な環境であること
2.「_」(アンダースコア)が利用可能な環境であること
3.利用されているDNSにおいてDKIMがサポートされていること
▼該当レコードのサンプル例
s1._domainkey.xxxxx.com
CNAMEレコードに「_ (アンダーバー)」が利用できない場合、
TXTレコード、MXレコードを設定することのより、
独自ドメイン対応を実現することが可能です。(一部機能制限あり)
その場合、TXTレコードには上記の条件レコードが利用できるかを
ご確認いただけますようお願いいたします。
送信ドメイン認証設定とは?
構成図
一斉メール配信の構成図は以下のとおりです。(画像クリックで拡大表示)
送信ドメイン認証設定のメリット
ホットプロファイルで一斉メール配信を行う場合、送信ドメイン認証設定することを必須としております。
最近では、どの企業もセキュリティレベルが高くなっております。
ホットプロファイルでメールを送信する際、差出人メールアドレスは貴社が設定したドメインとなりますが、実際はお客様側のメールサーバーの経由ではなく、ホットプロファイルのメールサーバーを経由してメール送信されているため、なりすましメールとして判断されてしまうことがあります。
ホットプロファイルからのメール送信が認可されるように送信ドメイン認証の設定をおすすめします。
ポイント | |
送信ドメイン認証設定を行うことにより、一斉メール配信の到達率がアップします!! |
送信ドメイン認証設定を行うことで有効となる機能
当設定を実施頂くことで有効となる機能は以下になります。
■送信ドメイン認証(SPFとDKIM)
ホットプロファイルがお客様の許可を得た上で、メールを送信していることを公に証明できます。
■メール本文内のURLの独自ドメイン対応
ホットプロファイルで配信するメール本文内のURLクリックのログ取得用URL、
配信停止用URLを、お客様所有の独自ドメインに設定できます。
URLクリックログ取得用URL・配信停止用URLの例 ※ドメイン名が「hammock.co.jp」の場合 |
送信ドメイン認証を設定したいとき
設定の流れ
<事前準備>
本設定では、貴社DNSサーバにCNAMEレコードを登録します。
CNAMEレコードにアンダーバーの記号を登録する必要があるため、お申し込み後弊社担当者よりアンダーバーの記号が登録できるかをご確認させていただきます。
CNAMEにアンダーバーの記号が登録できない場合はこちら。
手順 | 担当 | 実施内容 |
事前 |
ハンモック |
お申し込み後、弊社担当者より以下について確認させていただきます
|
1 |
ハンモック | お申込みいただいたドメイン名をホットプロファイルのメールサーバーに登録します |
2 | ハンモック | メールサーバーへの登録完了後、貴社DNSサーバーに登録いただく情報を送付します |
3 | お客様 | DNSサーバーへ必要情報を登録いただきます |
4 | ハンモック | 貴社での設定完了後、弊社にて最終認証作業を行います ※認証作業完了後、送信ドメイン認証設定が有効化された状態でのメール配信が可能です |
CNAMEレコード設定サンプル
[CNAME] |
※SPFレコードの認証として使用します |
[CNAME] |
※DKIMレコードの認証として使用します |
[CNAME] |
※DKIMレコードの認証として使用します |
[CNAME] |
※メール本文内のURLクリックのログ取得用URLに使用します |
[CNAME] |
※メール開封のトラッキングを取得する際に見えない画像をユニークに設定します |
※ご希望によりホスト名の変更は可能です。
- em → hmkem.xxxxx
ドメインを含めて63文字までで指定が可能 - s1 → hmk.xxxxx
任意の3文字(アルファベット、数字)の指定が可能 - s2 → hmk2.xxxxx(任意の3文字)
任意の3文字(アルファベット、数字)の指定が可能 - link → hmklink.xxxxx
ドメインを含めて255文字までで指定が可能
CNAMEレコードにアンダーバーの記号を登録できない場合
CNAMEレコードにアンダーバーが利用できない場合、TXTレコード、MXレコードを設定することにより
送信ドメイン認証対応を実現することが可能です。
その場合、TXTレコードにはアンダーバーの記号が利用できるかをご確認いただきます。
TXTレコード、MXレコードにて設定を実現する場合、「送信ドメイン認証」のみの対応となります。
「メール本文内のURLのドメイン認証」は実施されません。
TXTレコード、MXレコード設定サンプル
[MXレコード] 名前:em.xxxxx.com 値: mx.sendgrid.net. |
※SPFレコードの認証として使用します (IPアドレス情報をもとに送信ドメイン認証) |
[TXTレコード] 名前:em.xxxxx.com 値: v=spf1 include:sendgrid.net ~all |
※SPFレコードの認証として使用します (IPアドレス情報をもとに送信ドメイン認証) |
[TXTレコード] 名前: m1._domainkey.xxxxx.co 値: k=rsa; t=s; p=ABCDEFGHIJK |
※DKIMレコードの認証として使用します (電子署名情報をもとに送信ドメイン認証) |
※ご希望によりホスト名の変更は可能です。
- em → hmkem.xxxxx
ドメインを含めて63文字までで指定が可能 - m1 → hmk.xxxxx
任意の3文字(アルファベット、数字)の指定が可能