本記事ではホットプロファイルからメール配信をした際に取得できる「開封数(開封率)」、
「URLクリックリード数(URLクリック率)」についてご紹介します。
※Ver.9.2.0(2022/07/09)にて仕様を変更します。詳細はこちら
はじめに
ホットプロファイルからメールを配信した際、受信者が「メールを開封しているのか?」
「メール本文中のどのURLクリックしたのか?」といった情報を把握することができます。
より見込みの高いお客様を発掘することができる機能のため、ぜひご活用ください。
事前準備(システム管理者向け)
メール履歴の開封数、URLクリックリード数を取得するには、
設定が有効化されている必要があります。設定内容は以下手順でご確認ください。
■設定の確認状況を確認する
1. 画面右上 [ 歯車アイコン ] - [ 基本設定 ] をクリックします
2. [ 基本設定 詳細 ] 画面内 「メール送信」部分から設定状況を確認いただけます。
- URLクリック設定:「有効」の場合にURLクリック数を取得できます
※メール本文に含まれるURLをすべて自動的にURLクリック取得用のURLに変換します - 開封通知設定 :「有効」の場合に開封数を取得できます
※URLクリック数を取得するには本設定を有効にする必要があります
制限事項
- メール送信形式は「HTML形式」または「マルチパート形式」を選択して下さい
- メール送信形式が「テキスト形式」の場合、開封数・URLクリックリード数共に取得できません
- メール送信形式が「HTML形式」のメールを「テキスト形式」で受信した場合にも、
メーラーによっては、開封数・URLクリックリード数の取得が可能な場合はございますが、
基本的には「HTML形式」で受信した場合に取得対象となります。 - メーラーの種類や受信者のセキュリティ設定状況によっては、開封数・URLクリックリード数共に
取得できない場合があります - テストメールでは開封数・URLクリックリード数共に確認できません
(実際にメール送信しての確認をお願いいたします)
※結果の情報反映まで時間がかかることがございます(最大24時間程度)
「開封数」について
メールを受信した方がメールを開封したかわかる機能です。
※受信者のメーラーがHTMLで開封したときのみ把握可能
仕組み
メール開封をトラッキングするためにメール末尾に目に見えない画像を挿入します。
メール受信者がメールクライアント上で画像の表示を許可するとその画像のリクエストが
ホットプロファイルのサーバーに送られてメール開封が記録される仕組みです。
受信者側の表示
メール開封をトラッキングするためにメール末尾に目に見えない画像が含まれたメールを受信します。
受信者側で画像のダウンロードやコンテンツの有効化など許可をすることで受信した方が
メールを開封したかどうかのログが残ります。
※メール開封通知は、メール配信ツールで一般的に使われている手法です。
<メーラー "Thunderbird" で受信した際の表示例>
<メーラー "Outlook" で受信した際の表示例>
※画像のダウンロードやコンテンツの有効化などの許可を行っていない場合、
開封していても「開封数」としてはカウントされませんのでご注意ください
※画像のダウンロードを実施していない場合でも「URLクリック」が「○」の場合は「開封」と判断されます(Ver.9.2.0以降)
メール配信結果からの確認
■[ メール管理一覧 ] 画面
メールを開封したリード数を確認できます。
■[ メール管理詳細 ] 画面
メールを開封したリードを確認できます。
「URLクリックリード数」について
一斉送信したメール内のリンクがどのリードにクリックされたか把握できます。
※受信者のメーラーがHTMLで開封したときのみ把握可能
仕組み
リードに対して固有の置き換えたURLをメール送信します。
メールを受信したユーザーがURLをクリックすることで、クリックを記録すると
同時に本来のURL(下記では http://www.hammock.co.jp/ )にリダイレクトします
※メール本文中のURLクリックログは、メール配信ツールで一般的に使われている手法です。
HotProfileでは、Webサイト側に仕組みを設ける [ Webトラッキング機能 ] も搭載されているため、
取得方式を選択してご利用いただけます。
※受信者側のサーバーが該当メールを「受信」してから30秒後にURLクリックがあった場合は
「URLクリック」されたと判断されます。
(宛先サーバーがメールを受信してから30秒未満に発生したURLクリックは
セキュリティツール等が自動クリックしたと考え「URLクリック」は「なし」と判断します)
受信者側の表示
<HTML形式で表示している場合>
実際にアクセスするURLと表示上のURLが異なるようにHTMLで表現しています。
クリックすることでリード毎の固有の置き換えたURLにアクセスします。
アクセス後、リダイレクトしてメール本文に記載したURLにアクセスします。
<テキスト形式で表示している場合>
テキスト形式の場合、HTMLでの表現は再現できないため、メール本文に記載したURL、
リード毎の固有の置き換えたURLの両方が表示されます。
メール配信結果からの確認
■[ メール管理一覧 ] 画面
URLをクリックしたリード数を確認できます。
※URLクリックリード数は、メールに記載されたURLをクリックしたリードの数を表します。
同じリードが何度クリックしても、「URLクリックリード数」は1でカウントされますので
ご注意ください。
※複数URLをクリックしている場合も同様です。メール内のURLをクリックしたリードは何名か?
をカウントします。
■[ メール管理詳細 ] 画面
URLをクリックしたリードを確認できます。
URLクリック詳細
メール内に複数のURLが記載されている場合、受信者が「どのURLをクリックしたか」を確認することができます。
※「URLクリックリード数」内の数字をクリックで、対象のリードを確認できます。
※反映までに時間がかかるケースがございます
「URLクリック情報がありません」と表示されるケースは以下がございます。
- いずれのURLもクリックがされていない場合
- 本文中にURLが記載されていない場合
Webトラッキングログ一覧画面からログを確認する
- 黒帯の [ マーケティング ] - [ Webトラッキングログ ] -[ Webトラッキングログ一覧 ] 画面から、
「いつ」「誰が」URLクリックしたのかを確認できます - [ Webトラッキングログ一覧 ] 画面では「メール送信 URLクリックログ」としてログを確認できます
(滞在時間、アクセス地域は常に取得されず空白になります)
※どのメール内のURLか」については [ Webトラッキングログ一覧 ] 画面から確認できません
メール配信日時を [ Webアクセス日 ] に入れるなどしてある程度対象を絞り込むなど、運用回避をご検討ください
補足事項
URLクリックリード数は、メールに記載されたURLをクリックしたリードの数を表します。
同じリードが何度クリックしても、「URLクリックリード数」は1でカウントされますのでご注意ください。
※複数URLをクリックしている場合も同様です。
メール内のURLをクリックしたリードは何名か?ををカウントします
よくあるお問い合わせ
Q:メールエラーの件数が多いのですが、何か対策はありますか?
A:メールエラーの件数を下げる対策につきましては以下FAQをご参照ください。
【メール管理】メール到達率をアップする方法
Q:URLクリックリード数に関しては、Webトラッキングログを取得した人数は反映されず、
URLクリックログを取得した人数のみを反映している認識で誤りないでしょうか?
A:URLクリックリード数につきましては、ご認識の通りURLクリックログを取得した人数を
反映しております。
なお、URLクリックログとWebトラッキングログは異なる条件で取得をしておりますので
URLクリックリード数にWebトラッキングログを取得した人数が合算されることはありません。