本記事では「Webトラッキング」、「Web閲覧者」についてご案内します。
どの企業からアクセスがあったかが分かる「Webアクセス企業」にいてはこちらをご覧ください。
- Webトラッキングとは?
- Webトラッキングの仕組み
- Webトラッキングを利用したいとき
- トラッキング状況を確認したいとき(Webトラッキングログ機能)
- リードごとのトラッキング状況を確認したいとき(Web閲覧者機能)
- ページグループを設定したいとき
- Webトラッキングログが取得できないケース(注意/制限事項)
Webトラッキングとは?
ホットプロファイルのWebトラッキング機能は、登録されているリードのWebアクセス状況を把握できる機能です。
「いつ」「誰が」「どのページを」「どれくらいの時間閲覧していたか」「離脱したページはどこか?」を画面から
かんたんに確認することができます。顧客の行動履歴をチェックし、営業活動に活用しましょう。
Webトラッキングの仕組み
Webトラッキングログ取得までの流れ
- ホットプロファイルのWebトラッキングコードを貼り付けたWebページを用意します
- リードに対して固有のトラッキングID付きのURLをホットプロファイル上でメール送信します
※トラッキングID付きのURL :http://www.hammock.jp/?site=hl__tracking_id__ を送付し、
リード毎に固有のリードIDを付与 - 「2.」のURL付きのメール受信した方がサイトへ訪問(アクセス)します
- サイトに貼り付けたWebトラッキングコード(JavaScript)が動作(4-1)して、サイト訪問者のブラウザが
「ホットプロファイルのWebトラッキングログサーバー」にアクセス(4-2)します - [ ホットプロファイルのWebトラッキングログサーバー ] がブラウザにレスポンスを返します(5-1)
このとき [ VistorID ] が発行され、ブラウザにCookieとして保存されます(5-2)
※このCookieに紐づく形で、Webページへのアクセスログが[ ホットプロファイルのWebトラッキングログサーバー ] に保存されます - 以降、Webトラッキングコードを貼り付けた貴社Webページ上にアクセスした場合には
Webトラッキングログが取得されます
Webサイトに設置したタグ情報(JavaScript)でのトラッキング手法は、Google Analyticesなど一般的なWebトラッキング取得の手法と同じ手法です。
ホットプロファイルでは、固有のトラッキングIDとサイト訪問時の情報をマッチングすることで個人を特定しています。
制限事項
- 事前にWebトラッキングログを取得したいWebページ全てに、弊社から発行するタグの埋め込みが必要です
- タグを埋め込んだWebページのアクセスのみ、取得が可能です
- Webトラッキングログは、ご契約時の保存件数を超過した場合、古いログから順番に削除されます
※保存件数はオプションにて追加することが可能ですので、その際は担当営業までご相談ください
プライバシーポリシーについて
Cookieの取得について明示している企業は多く一般的であるため、本機能ご利用の際は明示していただくことを推奨します。
弊社でもCookieの取得について明示しております。記載内容につきましてはプライバシーポリシーをご参照ください。
メール配信URLクリックログとの違い
「メール配信URLクリックログ」との相違点は以下の通りです。
本記事では「Webトラッキング」についてご案内します。
「メール配信URLクリックログ」の詳細につきましてはこちら(URLクリックリード数について)をご覧ください。
機能 | 特徴 |
Webトラッキング |
|
メール配信URLクリックログ |
|
滞在時間の計測方法
ユーザーが閲覧を開始した時刻から、離脱する際に最後に滞在したページに入った時刻の差が
滞在時間として登録されます。
滞在時間に関する挙動
- 滞在時間の測定開始は、ページのリンクをクリックした時間
- 滞在時間の測定終了は、別ページのリンクをクリックした時間
- ブラウザのタブ切り替えで、滞在時間の開始・終了は行われない。
- ブラウザのタブ、ブラウザの終了で滞在時間の終了は行われない。
- 新しい訪問として記録するのは最終ページビューの30分を超えてからページを訪れる操作
■複数タブを開いたとき
■タブ、ウィンドウを閉じたとき
Webトラッキングを利用したいとき
準備に必要なステップ
- 「Webアクセス履歴タグ情報」をWebページに設定する
- Cookieが保存されていることを確認する
- メールを送信し、取得テストを実施する
1. 「Webアクセス履歴タグ情報」をWebページに設定する
Webトラッキングログを取得したいWebページに、弊社から発行するタグの埋め込みが必要です。
■ご提供するタグ情報のイメージ
<!-- HPF --> (function() { |
■タグの登録場所
<body>~</body>の範囲内にて、<body>タグの最後の部分(</body>の手前)へ登録してください。
※<body>タグの最後の部分に配置しない場合、正常にアクセスログが取得できない場合がございます
※Webトラッキングを取得したいページ全てに対して、登録が必要です
2. Cookieが保存されていることを確認する
ステップ1 で「Webアクセス履歴タグ情報」を登録したWebページにアクセスし、WebブラウザにCookieが保存されることを確認します。
Cookieが作成されていれば、Webアクセスした記録が取れるようWebサイトへの反映ができたことになります。
■Google Chrome での設定確認例①
- Google Chrome を開きます
- 右上のメニューをクリックします
- 「設定」をクリックします
- 「詳細設定を表示」をクリックします
- 「プライバシー」で「コンテンツの設定」をクリックします
- 「Cookie」で「すべてのCookie とサイトデータ」をクリックします
- タグを入れたサイトのドメイン名(自社)で検索します
- タグを入れたサイト(自社)をクリックします
- 「_pk」で始まるCookieが作成されていることを確認します
■Google Chrome での設定確認例②
- Google Chrome を開きます
- 右上のメニューをクリックします
- 「設定」をクリックします
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリックします
- 「Cookie と他のサイトデータ」をクリックします
- 「すべてのCookieとサイトデータを表示」をクリックします
- タグを入れたサイトのドメイン名(自社)で検索します
- タグを入れたサイト(自社)をクリックします
- 「_pk」で始まるCookieが作成されていることを確認します
3. メールを送信し、取得テストを実施する
■事前準備
メールを送信するため、お客様ご自身のリードを作成してください。
1. 黒帯 [ 名刺管理 ] - [ リード管理 ] をクリックします
2. [ リード管理 一覧 ] 画面の [ 新規登録 ] ボタンをクリックします
3. [ リード管理 新規作成 ] 画面で情報を入力し、テストを実施されるお客様ご自身の情報をリードとして登録します
※必須項目および、メールアドレスの入力のみで構いません
■メール送信手順
1. [ リード管理 一覧 ] 画面で事前準備にて作成したリードにチェックを入れます
2. [ メール ] - [ このページでチェックしたものを対象にする ] をクリックします
3. 「「Webアクセス履歴タグ情報」をWebページに設定する」でタグを埋め込んだWebサイトのURLを入力します
4. URLを挿入したい箇所にカーソルを合わせます
5. [ 挿入 ] ボタンをクリックします
6. 固有のトラッキングIDが埋め込まれたURLが挿入されます(※送信先毎に固有のIDを付与)
※ソースからトラッキングID付のURLが挿入されていることを確認できます
7. 受信したメールからURLをクリックすると、該当のリードのアクセス状況を把握できるようになります
(以下のスクリーンショットはトラッキングID付のURLを通常のURLに置き換えて表示しています)
1度URLをクリックすることで、ブラウザのcookieを削除されない限り、アクセス先を確認することが可能です。
トラッキング状況を確認したいとき(Webトラッキングログ機能)
メール受信者がメール本文のURLをクリックし、いつ、誰が、どのページに何秒間滞在したか、
離脱したページがわかります。※情報表示には最大で60分の時間差があります
1. [ マーケティング ] - [ Webトラッキング ] をクリックします
2. [ Webトラッキングログ 一覧 ] 画面から、登録されたトラッキングログを確認できます
※1 初期表示では自分の担当リードのみが表示されますが「担当リードのみ」のチェックを外すと、
全リードが確認できます
※2 滞在時間が確認できます
[ Webトラッキングログ 一覧 ] 画面では、時系列(日付が新しい順)でログを表示しています。
エクスポートも可能なため、集計や分析にもご活用いただけます。
リードごとのトラッキング状況を確認したいとき(Web閲覧者機能)
特定のリードの行動を把握したいときは、リード単位でWebアクセス状況を確認できる「Web閲覧者」機能からの確認がおすすめです。
※参照している情報は [ Webトラッキングログ 一覧 ] 画面の情報です。
1. [ マーケティング ] - [ Web閲覧者 ] をクリックします
2. [ Web閲覧者 一覧 ] 画面から、登録されたトラッキングログをリード単位で確認できます
※1 初期表示では自分の担当リードのみが表示されますが「担当リードのみ」のチェックを外すと、全リードが確認できます
※2 リードがWebサイトにアクセスした「アクション数」を利用して検索することができます
[ Web閲覧者 一覧 ] 画面では、リード(Web閲覧者)ごとにログを表示しています。
どのような会社の誰がWebページをよく閲覧しているかを把握できます。
エクスポートも可能なため、集計や分析にもご活用いただけます。
※アクション数をクリックすると、[ Webトラッキングログ 一覧 ] 画面へ遷移します
ページグループを設定したいとき
Webトラッキングログを検索する際に、あらかじめURLをグループ化しておくことでグループ単位での検索が行えます。
Webトラッキングを取得したいURLをグルーピングして検索時や傾向分析に便利に活用しましょう。
設定手順など詳細はこちら(ページグループの設定方法)をご覧下さい。
Webトラッキングログが取得できないケース(注意/制限事項)
以下のようなケースでWebトラッキングログが取得できない環境がございます。
- ケース1 JavaScriptが機能しない環境からのアクセス
- ケース2 Cookieが機能しない環境からのアクセス
- ケース3 特定のアクセス先しか許可していない環境からのアクセス
JavaScript、Cookieを利用したWebトラッキング取得は一般的な手法であり、データが取得できない環境では他社製品でも同様の制限になります。
上記環境であっても、仕組みの異なる [ メール配信URLクリックログ ] であればWebアクセスのログ取得が可能です。
▼ケース1
JavaScriptが機能しない環境からのアクセス
・ブラウザの設定でJavaScriptが無効になっている。
・WEBサイトの表示中、JavaScriptが実行される前にサイトを離脱した場合
※大量データを表示するWebサイトでページ表示まで時間がかかるサイト等
▼ケース2
Cookieが機能しない環境からのアクセス
・ブラウザの設定でCookieの受け入れを拒否している場合
▼ケース3
特定のアクセス先しか許可していない環境からのアクセス
・Webフィルタリング等のセキュリティ機能により、特定のアクセス先しか許可していない
環境からのアクセスではWebトラッキングログは取得できません。
※下記の弊社ログ取得サーバーにアクセスできる環境で、Webトラッキングログが取得可能です。
http://wa2.hot-profile.com
https://wa2.hot-profile.com