本記事ではレポート機能の基本操作についてご案内します。
レポート機能の概要
Ver.10.6.0( 2024年10月25日リリース)のバージョンアップにてレポート機能(ベータ版)の機能強化を行いました。
レポート機能で作成したレポートがダッシュボードに埋め込めるようになり、
よりカスタマイズ性の高いダッシュボードを作成することが可能となりました。
今回の機能強化により従来のダッシュボード機能では実現できなかった以下の内容が実現できます。
※本機能は「報告」または「商談」機能が有効なお客様にてご利用いただけます。
レポート機能のご利用方法についてはセミナー動画もあわせてご確認ください。
■レポート機能で実現できること(一例)
・表示対象者(営業担当者)の人数制限がなく、営業担当者毎ではなく部署毎での集計が可能となりました。
・カスタム項目で作成した項目もダッシュボードへ反映が可能となりました(※一部項目を除く)
例:検収予定日(カスタム項目)で集計
・ダッシュボードのグラフ種類(縦棒・横棒・円・折れ線)の選択が可能となりました。
レポートの作成方法
■レポート作成方法
1. 画面上の黒帯 [ レポート ] をクリックします。
2. [ 新規登録 ] ボタンをクリックします。
3. [ レポート機能 データ抽出条件の設定 ] が開きますので、以下項目を入力し
[ データを抽出する ] ボタンをクリックします。
項目名 | 説明 |
レポート名 |
任意のレポート名を入力します。 |
データの種類 |
「商談」または「報告」を選択します。 |
期間指定 |
商談の場合:「受注予定日」「入力日」「更新日」のいずれかを選択し、期間を指定してください。 |
列の選択 |
レポートに表示する項目を選択してください。最大10個まで選択が可能です。 |
受注予定日・入力日・更新日・カスタム項目(日付)等の日付の項目については以下の表示形式を選択できます。
受注予定年月:月毎の集計が可能
受注予定会計年度:決算月毎の集計が可能(※)
受注予定会計期間:クォーター毎の集計が可能
※基本設定で決算月を設定いただけます。詳細はこちらをご確認ください。
4. レポート管理の新規作成画面が開きます(商談用のレポートを例にご説明します)
5. サイドメニューの「列」タブにて集計項目を編集できます。
にて項目の表示/非表示を設定することができます。
にマウスのカーソルをあわせると項目をドラッグアンドドロップで移動できます。
6. 列に表示されている「︙」をクリックすると列のピン留めや列幅の調整を行うこともできます。
7. サイドメニューの「フィルター」タブからデータを絞り込むこともできます。
8. 集計結果が画面に反映されます。
9. [ 登録 ] ボタンをクリックしてレポートの作成が完了です。
■グラフ作成方法
1. レポート作成方法の手順にてレポートを作成後、[ グラフを表示する ] ボタンをクリックします。
※グラフを作成する場合は「行グループ」と「集計値」に任意の項目を追加してください。
「行グループ」と「集計値」が設定されていないと [ グラフを表示する ] ボタンをクリックすることができません。
2. レポート管理画面にグラフが表示されます。
3. 「集計値」に設定した項目によって集計方法が異なります。必要に応じて集計方法を変更してください。
集計値 | 集計方法 |
・報告ID |
「件数」での集計が可能です。 |
・金額 |
「合計」「最大」「最小」「平均」いずれかの集計方法を選択できます。 |
※項目タイプが「数値」のもの(Σマークの列)のみ集計値として設定が可能です。
また、「行グループ」や「集計値」に複数の項目を設定した場合、上位に設定されているものでグラフが表示されます。
例)行グループで「商談ステージ」を上位に設定し、集計値で「件数(商談ID)」を上位に設定した場合
以下のようにグラフが表示されます。
4. グラフの種類を変更したい場合は「︙」をクリックして [ グラフの編集 ] をクリックします。
グラフの種類は「縦棒」「横棒」「円」「折れ線」から選択することができます。
5. [ 登録 ] ボタンをクリックしてグラフの作成が完了です。
※「行グループ」を展開した際はグラフが非表示となる仕様となっておりますのでご了承ください。
レポートの修正方法
レポートの編集・削除については以下の方が実施可能となります。
編集:登録者のみ
削除:登録者とシステム管理者
1. 画面上の黒帯 [ レポート ] をクリックします。
2. レポート管理一覧画面から作成したレポート名をクリックします。
3. レポート管理詳細画面が開きます。
※詳細画面でもレポートやグラフを編集することができますが「保存」はできません。
編集する際は [ 編集 ] ボタンをクリックして編集画面に進んでください。
4. [ 編集 ] ボタンをクリックしてレポートを編集します。
5. レポートの編集が完了したら [ 登録 ] ボタンをクリックします。
レポートの出力方法
■レポート出力方法
1. 画面上の黒帯 [ レポート ] をクリックします。
2. レポート管理一覧画面から作成したレポート名をクリックします。
3. [ Excel形式でエクスポートする ] ボタンをクリックします。
4. Excel形式でレポートデータが出力されます(ファイル名:analyses.xlsx)
※レポートで設定した行グループがExcelにも反映された状態で出力されます。
■グラフ出力方法
1. グラフ作成方法の手順にてレポートを作成後、「︙」をクリックして [ グラフのダウンロード ] をクリックします。
2. png形式でグラフが出力されます(ファイル名:Title.png)
ダッシュボードへの反映方法
■ダッシュボードの編集方法
※ダッシュボードを新規で作成する必要がない場合(作成済みのダッシュボードにレポートを反映する場合)は、
手順5から進めてください。
1. 画面左上の [ ホットプロファイル ] のロゴをクリックします。
2. [ + ] ボタンをクリックします。
3. [ ダッシュボードページを新規登録 ] をクリックします。
4. ダッシュボート名を入力し、全体に公開する場合は [ 全体に公開する ] にチェックを入れ、
[ 登録 ] ボタンをクリックします。
5. ダッシュボード名の横にある [ ▼ ] をクリックし [ 編集 ] ボタンをクリックします。
■ウィジェットの追加方法
1. ダッシュボード編集画面にて [ ダッシュボードで表示するウィジェットを選択してください。 ] をクリックします。
2. ウィジェットの中から [ NEW ] レポート を選択してください。
3. [ 追加 ] ボタンをクリックするとダッシュボードにウィジェットが追加されます。
■ウィジェットの表示条件設定方法
ウィジェットの編集・削除については以下の方が実施可能となります。
編集:登録者のみ
削除:登録者とシステム管理者
1. ウィジェットの左下にある [ 編集 ] ボタンをクリックします。
2. ウィジェットの編集画面が開きますので、以下を入力します。
項目名 | 説明 |
タイトル |
任意のタイトルを入力します。 |
参照レポート |
作成したレポートを選択します。 |
表示コンテンツ |
「グラフ」または「レポート(表形式)」を選択します。 |
次のユーザーでグラフを生成 ※表示コンテンツにて「グラフ」選択時のみ表示 |
「閲覧者」または「登録者(システム管理者)」を選択します。 |
高さ(pixel) |
ウィジェットの高さを選択します。 |
外部公開用URL |
外部公開用URL機能をお申し込みいただいている場合に表示されます。 |
3. 入力が完了したら [ 登録 ] ボタンをクリックします。
4. 設定した条件でウィジェットが表示されます。
▼表示コンテンツにて「グラフ」を選択した場合
▼表示コンテンツにて「レポート(表形式)」を選択した場合
制限事項
現在のレポート機能における制限事項は以下のとおりです。
・既存のダッシュボードのように棒グラフを積み上げで表示することができません。
・既存のダッシュボードのように棒グラフと折れ線グラフを重ねて表示することができません。
・カスタム項目の項目タイプが「リード選択」で作成された項目はレポートの集計対象項目から除外されております。
報告管理・商談管理のレポートにて集計可能な項目は以下のとおりです。
▼報告管理
項目名 |
報告ID |
題名 |
営業担当者 |
営業担当者 部署 |
対応日 |
対応年月 |
対応会計年度 |
対応会計期間 |
会社名 |
入力日 |
入力年月 |
入力会計年度 |
入力会計期間 |
更新日 |
更新年月 |
更新会計年度 |
更新会計期間 |
カスタム項目で作成した項目(※) |
▼商談管理
項目名 |
商談ID |
商談名 |
営業担当者 |
営業担当者 部署 |
会社名 |
商談ステージ |
商品種別 |
金額 |
粗利金額 |
受注予定日 |
受注予定年月 |
受注予定会計年度 |
受注予定会計期間 |
入力日 |
入力年月 |
入力会計年度 |
入力会計期間 |
更新日 |
更新年月 |
更新会計年度 |
更新会計期間 |
カスタム項目で作成した項目(※) |
※カスタム項目の項目タイプが「リード選択」で作成された項目および
ステータスが「無効」となっている項目は除きます。