Ver.9.5.0(2023/03/24リリース)から、カスタム項目で計算項目を作成できるようになりました。
本記事では計算項目の作成方法についてご案内します。
概要
入力した値を使って自動計算する項目を作成できます。
ユーザー自身が計算して手入力する手間の削減や、計算ミスを防ぐことが可能です。
※カスタム項目はシステム権限「管理者」のユーザーのみ操作可能です
※カスタム項目についてはこちらのFAQをご覧ください
利用可能な機能
計算項目を作成できる対象機能は以下です。
- 商談管理
- 商談明細
- 報告管理
※対象機能が上記以外の場合、項目タイプ「計算項目」は表示されません
作成手順
- [ 歯車アイコン ] - [ 表示項目設定 ] - [ カスタム項目管理 ] を選択します
- [ カスタム項目管理 一覧 ] 画面 で [ 新規登録 ] ボタン をクリックします
- [ 項目名 ] を入力します
- [ 対象機能 ] を選択します
※選択可能な機能:商談管理/商談明細/報告管理 - [ 項目タイプ ] で [ 計算項目 ] を選択します
- [ 説明 ] は必要に応じて入力します
※項目名だけではどのような計算項目かイメージが付きづらい場合など、どのような計算をしているか補足説明を入力することが可能です - 計算式に利用したい項目を選択し、[ 計算式に追加 ] ボタンをクリックします
※選択可能な項目:手順4で選択した対象機能 かつ 項目タイプが数値の項目
→ 下段の計算式欄に項目が追加されます
- 利用したい演算子のボタンをクリックします
→ 下段の計算式欄に、演算子が追加されます(以下例は [ ×(*) ] をクリックした場合)
- 計算式、計算結果が意図通りになるように設定します(以下例は直接数値を設定した場合)
- [ 表示フォーマット ] を設定します
- [ 計算結果 ] が意図通りの値になっていることを確認します
- [ 登録 ] ボタンをクリックします
→ カスタム項目の作成完了です
カスタム項目作成完了後は、利用したい表示テンプレートで [ 表示項目 ] として設定してください。
※表示テンプレートの操作方法についてはこちら
利用可能な演算子
+ | 加算時に利用する演算子 |
- | 減算時に利用する演算子 |
×(*) | 乗算時に利用する演算子 |
÷(/) | 除算時に利用する演算子 |
mod(%) | 剰余演算時に利用する演算子(割り算の余りの数を算出) |
( | カッコを使った計算を作成したい時に利用 |
) | カッコを使った計算を作成したい時に利用 |
使用例
計算項目を作成すると、値が自動計算されるため手計算による手間と計算ミスを削減することが可能です。
ご希望の計算項目を作成し、案件や業務報告の管理にご活用ください。
- 消費税込みの金額
- 粗利金額