本記事ではタグの活用例についてご案内します。
タグとは
タグとは、名刺を分類する付箋のようなものです。
タグをつけた状態で名刺をデータ化依頼するとデータ化された名刺にタグが
付与されますので、後から抽出がかんたんに行えるようになります。
タグの種類
タグには「共有タグ」と「マイタグ」があります。「マイタグ」には「公開タグ」と「非公開タグ」があります。
共有タグ | マイタグ(公開) | マイタグ(非公開) | |
用途 |
会社全体で管理したい |
自分自身で管理したい | 他人に共有したくない |
例 |
・年賀状 |
・キーマン |
・同郷 |
使用可能 |
全員が付与できる | ・自分と管理者ユーザーが付与できる ・タグ管理機能が「無効」となっている他の一般ユーザーは付与できず表示もされない |
・自分と管理者ユーザーが付与できる |
※マイタグは各ユーザーで作成できますが、共有タグは「タグ管理」が「有効」のユーザーのみが作成できます。
(ユーザーの権限はシステム権限が管理者のユーザーが [ ユーザー管理 ] から変更可能)
タグの階層化
タグは階層化が行えます。
共有タグやマイタグが増えてきた場合は親タグを作成し、紐づけることで煩雑化するタグの管理を行うことができます。
タグの活用例
いい例・悪い例
〇いい例
後から抽出して活用したい場合に用途にあわせて作成いただくことをおすすめします。
(例)年賀状、展示会、セミナー
×悪い例
名刺に書かれている情報はデータ化された後に抽出ができるため、同様のタグを作成する必要はありません。
(例)都道府県、部署、日付
ポイント | |
基本項目でタグを作成してしまうとタグの管理が煩雑になるのであらかじめどういった共有タグを |
共有タグの活用例1:展示会タグ
(作成例)
・2018年情報セキュリティEXPO
・2018年営業支援EXPO
・2019年情報セキュリティEXPO
▼活用シーン
展示会に頻繁に出展する場合はどの展示会で入手した名刺かを管理
▼データ化後の活用例
・展示会で獲得した名刺の枚数の把握(展示会の効果測定に活用)
・展示会後にサンクスメールを配信(展示会後のフォローに活用)
▼類似した活用例
・セミナー参加者、イベント、パーティーなど
共有タグの活用例2:送付物タグ
(作成例)
・2018年年賀状
・2018年お中元
・2018年お歳暮
▼活用シーン
年賀状やお中元など発送物の管理
▼活用例
・CSVファイルに出力したデータを年賀状ソフトへ使用したり、業者へ提出
・ホットプロファイルからメール配信による新年のご挨拶
▼類似した活用例
・挨拶状、年末年始休暇案内、夏季休暇、会社移転の案内など
共有タグの活用例3:顧客属性タグ
(作成例)
・エンドユーザー
・パートナー
・競合
▼活用シーン
名刺交換したお客さまの種別を管理
▼活用例
・エンドユーザーを対象にキャンペーンメールを配信
・パートナー企業がどれくらいいるかを抽出し分析、戦略に使用
▼類似した活用例
・顧客ランク、ユーザー区分、取引形態など
補足事項
「タグ」は「名刺」と「リード」につけることができる情報です。
「タグ」をつけて名刺をデータ化依頼しても、「会社」にタグは付与されません。
そのため、後日、会社情報にあわせてリストを作成したりメール配信を行いたい、
といった場合には業種別や上場区分別のタグをつけていただくことをおすすめします。
※見込み客発掘オプションをご契約いただくと、業種別や上場区分別のタグをつけなくても
細かなターゲットの抽出・メール配信を行っていただけます。
また、タグの初期値設定を行うことで毎回決まったタグを付与することができるので
タグの付与忘れ防止にもなります。
■関連FAQ:タグの初期値設定
その他作成例(全般)