本記事では、ダッシュボードの「着地見込み」「見込み推移」「予実管理」を利用するための共通設定についてご案内します。
※各機能は、Salesプランをご契約いただいている方がご利用可能です。
※本記事の設定は、管理者権限をお持ちの方が行ってください。
各機能と必要な設定
3つの機能は、いずれもダッシュボードのウィジェットとして利用します。売上の見込みを「現時点」「週ごとの変化」「月ごとの振り返り」の3つの視点で確認でき、設定の大部分は共通です。
売上見込みを確認する3つの機能
3つの機能に共通の設定は「着地見込み・見込み推移・予実管理の共通設定」をご覧ください。
機能ごとに必要な設定は下表のとおりです。
| 設定項目 | 着地見込み | 見込み推移 | 予実管理 |
|---|---|---|---|
| 1. 目標の設定 | ○ | ○ | ー |
| 2. 受注確度・商談ステージの設定 | ○ | ○ | ○ |
| 3. 予測カテゴリの設定 | 任意 | 任意 | 任意 |
| 4. 表示テンプレートの設定 | ○ | ○ | ○ |
| └ 集計部署 | ○ | ○ | ○ |
| └ 回数(明細)※継続売上を集計する場合 | 任意 | 任意 | 任意 |
| 5. 月次スナップショットの取得設定 | ー | 任意 | 任意 |
| 6. ダッシュボードの設定 | ○ | ○ | ○ |
ご利用までの流れ
以下の6ステップで設定します。「5. 月次スナップショットの取得設定」は、「見込み推移」「予実管理」で使うデータを保存する日付の設定です。初期値は毎月1日のため、日付を変更する場合のみ設定してください。
■1. 目標の設定
「目標管理」メニューから、個人・部署それぞれの目標金額(粗利金額)を登録します。個人の目標に加えて部署の目標も設定でき、部署ごとの達成状況を把握できます。
目標数値の登録はインポートでも行っていただけます。詳細はこちらをご確認ください。
個人の目標を設定する
- 画面上のメニューバー [ 案件管理 ] - [ 目標管理 ] をクリックします。
- [ 目標管理 ] タブを選択します。
- 対象年度・対象者を指定し、目標金額/粗利金額を入力して登録します。
部署の目標を設定する
- 画面上のメニューバー [ 案件管理 ] - [ 目標管理 ] をクリックします。
- [ 部署目標管理 ] タブを選択します。
- 対象年度・対象部署を指定し、目標金額(粗利金額)を入力して登録します。
■2. 受注確度・商談ステージの設定
「着地見込み」「見込み推移」「予実管理」は、いずれも商談の受注確度に応じた加重集計を行っています。あらかじめ受注確度と商談ステージを設定してください。
※受注確度の確度(%)が設定されていない(空欄)の場合、集計対象外となりますのでご注意ください。
集計対象外としたい受注確度がある場合(例:案件が始まったばかりで集計対象外としたいケースなど)は、確度(%)を空欄のままにしてください。
受注確度を設定する
- 画面右上 [ 歯車マーク ] - [ 営業活動に関する設定 ] - [ 商談 ] - [ 基本項目の管理 ] をクリックします。
(画像クリックで拡大) - 項目名「受注確度」右側の [ 選択肢の編集 ] をクリックします。
- [ 編集 ] ボタンをクリックし選択肢ごとに確度(%)を登録します。ここで設定した確度に応じて加重集計が行われます。
商談ステージと受注確度を連動させる
- 画面右上 [ 歯車マーク ] - [ 営業活動に関する設定 ] - [ 商談 ] - [ 基本項目の管理 ] をクリックします。
(画像クリックで拡大) - 項目名「商談ステージ」右側の [ 選択肢の編集 ] をクリックします。
- 該当の商談ステージグループの [ 編集 ] ボタンをクリックします。
- 各商談ステージに受注確度を紐づけて登録します。
受注確度は「未設定」のままにせず、すべてのステージに必ず紐づけてください。
ご運用のポイント:商談プロセスで確度の根拠をそろえる
各商談ステージの商談プロセス項目に「これをおさえれば確度が上がる」という項目を入れておくと、見込みの精度をさらに高められます。商談プロセスもあわせて設定することをおすすめします。
■3. 予測カテゴリの設定
商談ステージと確度の自動連動により見込みのズレを抑えられますが、「現場担当者ならではの肌感覚」を反映させたい場面もあります。「予測カテゴリ」を設定・併用することで、客観的な基準に担当者の感触を加味した、より実態に即した集計・予測が可能になります。
予測カテゴリを設定する
- 画面右上 [ 歯車マーク ] - [ 営業活動に関する設定 ] - [ 商談 ] - [ 基本項目の管理 ] をクリックします。
(画像クリックで拡大) - 項目名「予測カテゴリ」右側の [ 選択肢の編集 ] をクリックします。
- [ 新規登録 ] ボタンをクリックし、「コミット」「チャレンジ」など、運用に合わせた選択肢を登録します。
設定後は、商談編集時に担当者が予測カテゴリを選択します。
各ウィジェットでは、加重集計に加えて予測カテゴリで集計対象を絞り込めます。たとえば「担当者がコミットできる商談だけ」「チャレンジまで含めた商談」といったカテゴリを即座に切り替えて確認できます(以下は「着地見込み」の画面例です)。
※予測カテゴリで絞り込んだ場合も、受注確度による加重集計後の金額で集計されます。
■4. 表示テンプレートの設定
商談管理で利用する表示テンプレートに「商談ステージ」「受注確度」、必要に応じて「予測カテゴリ」を追加します。あわせて、部署の達成状況を集計するための「集計部署」が表示項目に入っていることを確認してください。
(集計部署については「補足:集計部署について」をご参照ください)
- 画面右上 [ 歯車マーク ] - [ 営業活動に関する設定 ] - [ 商談 ] - [ 表示テンプレートの管理 ] をクリックします。
(画像クリックで拡大) - 商談管理で利用する表示テンプレートの [ 編集 ] ボタンをクリックします。
- 表示項目に「商談ステージ」「受注確度」「集計部署」(必要に応じて「予測カテゴリ」)を追加し、登録します。
リカーリング/ストック型ビジネス向けのご案内
商談明細を利用すると、毎月発生する継続売上も自動集計できます。表示テンプレートの設定とあわせて、明細の項目に追加された「回数(明細)」を表示項目に設定してください。
- 1年契約の場合は、回数に「12回(12ヶ月)」と入力するだけで継続売上を自動集計します。たとえば計上日が9月・12回の契約の場合、4〜9月の集計対象には「9月の1か月分のみ」が反映されるため、実際の売上計上と連動した集計が可能です。
- 単発のフロー売上は、回数を「1回」にすることで集計いただけます。
■5. 月次スナップショットの取得設定
※取得日の初期値は「1日」です。設定を変更しなくても、毎月1日の午前2時ごろに自動で取得されます。
「見込み推移」「予実管理」は、毎月指定した日付に自動保存(スナップショット)された商談データを使って集計します。取得する日付は、自社の運用に合わせて変更できます。
- 画面右上 [ 歯車マーク ] - [ 営業活動に関する設定 ] - [ 営業活動のシステム設定 ] をクリックします。
(画像クリックで拡大) - 「月次スナップショットの取得設定」右側の [ 編集 ] をクリックします。
- 取得する日付を選択し、[ 登録 ] をクリックします。設定した日付の午前2時ごろにデータが取得されます。
ご運用のポイント:取得日は商談更新の締め日の翌日に
毎月の見込み報告日に合わせるなど、商談更新の締め日を社内の共通ルールとして決め、その翌日を取得日に設定することをおすすめします。締め日までに各担当者が商談を最新の状態にしておくことで、実態に近いデータで集計できます。
取得日を変更するときの注意
取得日を変更するタイミングによっては、その月のデータが取得されない場合があります。
- 取得日の当日、午前2時を過ぎてから設定した場合、その日は取得されません。
- その月の取得日をすでに過ぎた日付に変更した場合、その月はさかのぼって取得されません。予実管理では、比較元となるデータがない月は月初見込みが0円と表示されます。
- その月の取得が済んだ後に、後ろの日付へ変更した場合は、変更後の日付にも取得されます。集計には後から取得したデータが使われます。
週次データについて
「見込み推移」の週次データは、毎週月曜日の午前2時ごろに自動で取得されます。取得日時は変更できません。
データの表示開始について
「見込み推移」「予実管理」は、自動保存されたデータをもとに集計します。そのため、ダッシュボードにウィジェットを追加した直後は、データが表示されない、または金額が0円と表示される場合があります。表示が始まる時期は、各機能の記事の「データの取得タイミング」(見込み推移/予実管理)をご覧ください。
■6. ダッシュボードの設定
ダッシュボードのウィジェット一覧から、利用する機能のウィジェットを追加します。
- ダッシュボード名の横にある [ ▼ ] をクリックし、[ 編集 ] をクリックします。
- 「ダッシュボードで表示するウィジェットを選択してください」から [ 着地見込み ] [ 見込み推移 ] [ 予実管理 ] のいずれかを選択し、[ 追加 ] をクリックします。
- ウィジェットの設定画面で集計対象や表示単位などを設定し、登録します。設定項目や集計タイミングはウィジェットごとに異なるため、各機能の記事(着地見込み/見込み推移/予実管理)をご覧ください。
期間の基準について
「決算月」の設定に基づいて、四半期・半期・年度が自動反映されます。
設定場所:画面右上 [ 歯車マーク ] - [ 営業活動に関する設定 ] - [ 営業活動のシステム設定 ] - [ 決算月 ]
補足:集計部署について
部署ごとの達成状況は、商談に登録された「集計部署」をもとに集計されます。
※Ver.11.4.1(2026年8月リリース)より前に作成された表示テンプレートには「集計部署」を自動追加し、商談に設定されている営業担当者の所属部署を自動で登録しています。
集計部署の自動反映
商談登録時に、営業担当者が所属している部署を自動で「集計部署」に反映します。任意で変更も可能です。
※営業担当者が複数部署に所属している場合は、部署管理上のツリーで上位にある部署(ユーザー管理画面やマイページの部署表示では一番左の部署)が反映されます。
異動時の運用方法
異動先の部署に商談を引き継ぎたい場合は、集計部署の変更が必要です。商談管理一覧画面の一括更新やCSVインポート等で変更してください。
部署名の変更について
部署IDが同じまま部署名のみ変更された場合は、登録済みの全商談の集計部署名も自動で最新に更新されます。
よくあるご質問
- 「着地見込み」を利用中です。「見込み推移」「予実管理」を使うには、何を設定すればよいですか?
「1. 目標の設定」〜「4. 表示テンプレートの設定」が設定済みであれば、「6. ダッシュボードの設定」でウィジェットを追加するだけでご利用いただけます。データを保存する日付を初期値の毎月1日から変更したい場合は、「5. 月次スナップショットの取得設定」もあわせて行ってください。
- 「見込み推移」「予実管理」をダッシュボードに追加しましたが、データが表示されません。
自動保存されたデータをもとに集計するため、ウィジェットを追加した直後はデータが表示されない場合があります。「見込み推移」の週次データは毎週月曜日の午前2時ごろ、月次データは毎月1日(取得日を変更した場合はその日付)の午前2時ごろに取得されます。詳しくは「データの表示開始について」をご覧ください。
- 見込み金額はどのように算出されますか?
商談の金額に受注確度(%)を掛け合わせた加重集計で算出されます。たとえば金額1,000,000円・受注確度50%の商談の場合、見込み金額は500,000円となります。
- 四半期・半期・年度は、どの期間で集計されますか?
「決算月」の設定に基づいて自動的に決まります。画面右上 [ 歯車マーク ] - [ 営業活動に関する設定 ] - [ 営業活動のシステム設定 ] - [ 決算月 ] からご確認ください。