本記事では予実管理機能についてご案内します。
※予実管理機能は、Salesプランをご契約いただいている方がご利用可能です。
売上見込みを確認する3つの機能
3つの機能に共通の設定は「着地見込み・見込み推移・予実管理の共通設定」をご覧ください。
予実管理機能とは
「予実管理」は、月初の見込みと月末の実績の差分や乖離率を自動で算出する機能です。失注や案件の先送りといった乖離の要因も分類して表示されるため、ズレの原因を特定し、見込み精度の改善や対策の検討に活用いただけます。
毎週の変化に気づく「見込み推移」と、月ごとに見込みと実績のズレを振り返る「予実管理」をあわせて使うことで、見込みの精度を継続的に高められます。現時点の着地見込みは「着地見込み」でご確認いただけます。
■月初見込みと実績の乖離を自動算出
「先月の予実」エリアに、前月の月初見込みと実績、その差分と乖離率が表示されます。右側のグラフでは、月ごとの見込みと実績を並べて比較できます。
※集計の対象期間は受注予定日が対象月の1日〜末日の商談です。
例)先月=9月の場合:集計されるのは受注予定日が2026/9/1〜9/30の商談です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月初見込み | 受注予定日が対象月の商談について、月次スナップショットの取得日時点で集計した見込み金額 |
| 実績 | 受注予定日が対象月の商談のうち、商談ステージの区分が「成立」(「受注」など)の商談の金額 |
| 差分 | 実績と月初見込みの差 |
| 乖離率 | 月初見込みに対する差分の割合(例:月初見込み500万円・実績550万円の場合は10.0%) |
※商談明細の場合は、明細の売上予定日で対象月を判定します。
■乖離の要因を自動で分類
「乖離要因」エリアでは、月初見込みと実績の差分を以下の要因に分類し、件数と金額を表示します。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 失注 | 月初見込みに含まれていた商談が失注した |
| 先送り | 月初見込みに含まれていた商談の受注予定日が、翌月以降に変更された |
| 金額変更 | 商談の金額が変更された |
| 想定外受注 | 月初見込みに含まれていなかった商談が受注した |
要因をクリックすると、該当する商談の一覧(商談名・見込み金額・営業担当者・変化内容など)が表示されます。
■乖離率の推移を追って予測精度を向上
グラフの表示を [ 乖離率 ] に切り替えると、毎月の乖離率の推移を確認できます。
乖離率が0%に近いほど、月初見込みと実績のズレが小さいことを表します。毎月の振り返りを次の月の見込みに活かし、乖離率が0%に近づいていくかを確認してください。
ご利用までの流れ
予実管理機能は、次の6ステップで設定します。1〜4は「着地見込み」「見込み推移」と共通の設定のため、「着地見込み・見込み推移・予実管理の共通設定」でまとめてご案内しています。他機能をご利用中で1〜4が設定済みの場合は、6のみ設定してください。5は、データを保存する日付を初期値の毎月1日から変更する場合のみ設定します。
- 目標の設定(予実管理のみ利用する場合は不要)
- 受注確度・商談ステージの設定
- 予測カテゴリの設定
- 表示テンプレートの設定
- 月次スナップショットの取得設定(任意)
- ダッシュボードの設定(ウィジェットの設定項目は「ウィジェットの設定」をご参照ください)
ウィジェットの設定
ダッシュボードに「予実管理」ウィジェットを追加すると、設定画面が表示されます。以下の項目を設定し、[ 登録 ] をクリックします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本設定 | |
| タイトル | ウィジェットに表示する名称 |
| 部署の選択 | 集計対象とする部署 |
| 集計対象の金額 | 「金額」「粗利金額」のどちらで集計するか |
| 明細の集計期間 |
継続売上のうち、どの時期に始まった売上を集計対象にするか(商談明細の「売上予定日」で判定) 選択肢:当月/当四半期/当半期/当年度/すべて ※「明細の集計期間」で「当半期」を選ぶと、その半期に新たに始まった売上のみが対象となり、前の期から続く売上は含みません。「すべて」を選ぶと、開始時期にかかわらず継続中の売上をすべて含めます。 |
| 金額項目の単位 | 金額の表示単位(千円など)と小数点以下の桁数 |
| 初期表示 | |
| 集計期間 | 画面を開いたときにグラフに表示する期間(今四半期/今半期/今年度/期間指定) |
| 予測カテゴリ | 予測カテゴリで絞り込むかどうかと、絞り込むカテゴリ |
※四半期・半期・年度は、「決算月」の設定に基づいて自動反映されます。
表示条件の切り替え
画面上部で集計期間・予測カテゴリを変更し、[ 検索 ] をクリックすると、条件を切り替えて表示できます。[ クリア ] をクリックすると、ウィジェットの初期表示の条件に戻ります。
- 集計期間:今四半期/今半期/今年度/期間指定(開始月〜終了月)
- 予測カテゴリ:集計対象とするカテゴリ
データの取得タイミング
予実管理は、毎月の取得日(初期値:毎月1日の午前2時ごろ)に自動保存された商談データを「月初見込み」として使用し、その月の実績と比較します。「先月の予実」は、毎月この取得日に更新されます。取得日は「月次スナップショットの取得設定」で変更できます。
※比較元となる月初見込みのデータがない月は、月初見込みが0円、乖離要因はすべて0件、乖離率は0%と表示されます。たとえば月の途中から利用を始めた場合、その月は取得日を過ぎているため月初見込みのデータがなく、翌月に表示される「先月の予実」は月初見込みが0円になります。月初見込みと実績を比較できるのは、利用を始めた翌月の分からです。
※取得日を変更した場合も、変更のタイミングによってはその月のデータが取得されないことがあります。詳しくは「取得日を変更するときの注意」をご覧ください。
よくあるご質問
- 「見込み推移」とは何が違いますか?
「見込み推移」は、週または月ごとに見込みがどう変化したか、その理由は何かを確認する機能です。「予実管理」は、月初の見込みと月末の実績のズレと、その要因を月単位で振り返る機能です。
- 乖離率はどのように算出されますか?
差分(実績 − 月初見込み)を月初見込みで割って算出します。たとえば月初見込み500万円・実績550万円の場合、乖離率は10.0%となります。
※月初見込みが0円の月は、乖離率は0%と表示されます。- 「月初見込み」は、いつ時点のデータですか?
月次スナップショットの取得日(初期値は毎月1日)の時点のデータです。たとえば取得日を5日に設定している場合は、受注予定日がその月の商談について、毎月5日時点で集計した見込み金額が「月初見込み」になります。
- ダッシュボードに追加しましたが、データが表示されません。
自動保存されたデータをもとに集計するため、ウィジェットを追加した直後は、データが表示されない、または月初見込みが0円と表示される場合があります。取得のタイミングは「データの取得タイミング」をご確認ください。
- 月初見込みが0円で、乖離要因もすべて0件になっています。
比較元となる月初見込みのデータがない月は、月初見込みが0円、乖離要因はすべて0件、乖離率は0%と表示されます。月の途中から利用を始めた月や、取得日を変更してその月のデータが取得されなかった月が該当します。詳しくは「データの取得タイミング」をご覧ください。
- 担当者が更新しておらず商談ステージも受注予定日も変更していない場合はどの乖離要因に分類されますか?
-
質問のケースの場合は「先送り」扱いになります。
乖離要因それぞれの抽出条件は以下の通りです。- 失注:月初見込み後に失注となった
- 先送り:受注予定日が先月のまま、または、受注予定月が後ろの月へ変更された
- 金額変更:商談ステージが受注かつ金額が変更された
- 想定外受注:予定スナップショット時には存在しない商談が、実績スナップショット時に登録され受注となった
- 商談を削除してしまった場合の扱いは?
予定スナップショットに存在し実績スナップショットでは削除されたものは、サマリーでは差額として検知しますが、内訳では検知しません。
- 実績はどのタイミングで確定しますか?スナップショットの取得日でしょうか。
はい。例えば月次スナップショットの取得日が5日で設定されている場合、
10/1〜10/5に受注ステータスにした商談(受注予定日が9月日付)は9月実績としてカウントされます。